top of page

インフレ時代に“不動産”を持つ意味

  • 執筆者の写真: 株式会社すみだ不動産
    株式会社すみだ不動産
  • 5 日前
  • 読了時間: 4分

いま日本では、長く続いたデフレから一転、インフレが現実になっています。

卵や牛乳、電気代やガソリン代など、日常の支出はじわじわ上がり続けています。

しかし、給与はそれほど早くは上がらない。

結果として「現金をただ持っているだけでは目減りする」という感覚を、多くの人が実感するようになってきました。

ree

こうした時代に注目されるのが不動産投資です。

不動産は“インフレに強い資産”と言われます。

その理由は、物価が上がると土地や建物の再建築コストも上昇し、相対的に資産価値が維持されやすいから。

そして、何より大きいのは「家賃」も物価と連動する可能性があることです。

たとえば家賃5万円で貸している物件も、周辺の相場が上がれば6万円に改定できる可能性がある。給与は会社次第ですが、家賃は市場次第です。ここが、サラリーマン収入に依存しない“もう一本の柱”になるわけです。

ただし、やみくもに買えば良いわけではありません。

不動産投資は 仕入れ(価格・利回り・融資条件)→運営(修繕・空室対策)→出口(売却・借換・建替え) という一連の流れをどう組み立てるかで結果が変わります。

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者 ロバート・キヨサキ風に言えば、“働いてお金を稼ぐ”E(従業員)ではなく、“お金に働かせる”I(投資家)へシフトするには、この仕組みを理解することが第一歩です。


押さえるべきポイント

  1. 積算評価 金融機関は「その物件がいくらの担保価値があるか」を重視します。積算がしっかり出る物件は融資がつきやすく、長期保有戦略に向いています。

  2. キャッシュフローの安定性 “利回り○%”という数字に惑わされず、空室時のシミュレーションや修繕費を年次に落とし込んで、「金利が1〜1.5%上がっても黒字か?」という視点を持つことが重要です。

  3. 出口戦略の2本立て 「賃貸経営で持ち続ける」だけでなく、「売却する」ルートも常に用意しておくこと。特に再建築可の戸建や整形地は、出口の自由度が高いので初心者向きです。

  4. 地図を読む力 駅徒歩・生活利便施設・ハザードリスクを地図で一次評価する習慣をつけましょう。現地に行く前に“勝ち筋”を絞り込むことができます。


ここで、本日(8/23)当社へメールアドレスをご登録いただいている方へ配信された 澤田通信・越前通信 の要点をダイジェストでまとめます。


澤田通信(投資レベル:初級編を中心に紹介)

  • 埼玉・幸手市:駅近オーナーチェンジ戸建、利回り12%台。リフォーム済・駐車場複数台OK。

  • 新座市:高積算アパート、満室中。融資ハードル低め。

  • 葛飾区・江東区:築浅アパート、利回りは控えめでも長期融資が組みやすく安定感◎。

  • 練馬区:都内高利回り9%台。再建築可能で出口も柔軟。


越前通信(“掘り出し感”のある情報が中心)

  • 熊谷市:480万円→380万円まで交渉余地。想定利回り18.9%。ブルーカラー需要が期待できる大型戸建。

  • 結城市:積水ハウス施工の3棟一括、12世帯。利回り13%。路線価評価との乖離が小さく地銀融資向き。

  • 千葉市中央区:徒歩6分、300万円で家賃6万円=利回り24%。残置や駐車課題ありだが立地は魅力。

  • 九十九里町:299万円、想定利回り18%。海近・低価格帯の高利回り物件。

  • 川越市今成:想定13.7%。分譲地エリアで賃貸供給が少ない“ブルーオーシャン”の可能性。

  • 市川市・船橋市:値下げ後の実利回り10%前後。入居中で安定キャッシュフロー。


「油は酸化する。不動産も放置すれば価値が落ちる。」

今日のニュースやメルマガの物件群は、そう教えてくれています。

仕入れの目利き、修繕計画の先回り、出口の複線化、これらを日々の習慣にすることで、不動産は“酸化しない資産”へと変わります。


情報を最速で受け取るには

本日のような“生きた情報”は、メルマガとLINEで最速配信しています。

ブログに載せきれない詳細や金融機関の評価感覚、現地でしか分からないポイントは配信限定。



投資はスピードと判断が命。

登録して、あなたの投資判断を一歩先へ進めてください。

 
 
 

最新記事

すべて表示
大切なお客様との別れ

さきほど、長く懇意にしていたお客様の訃報をいただきました。 何度も物件の売買をご一緒し、笑顔で打ち合わせを重ねた姿を思い出すと、胸が締めつけられるようで、正直なところまだ信じられません。 LINEで奥様からご連絡をいただいた瞬間、言葉が出ず、ただ悲しみだけが押し寄せてきまし...

 
 
 

コメント


bottom of page